小山菜の花


 

プロフィール:

 

小山菜の花 2000.11.24〜

 

千葉県八街市出身、小学 4 年生で「たま」と出会い音楽を始める。

同級生がゲームなどに夢中になっている中、1 人音楽に夢中になり

アウェイな学生時代を送る。(無事同窓会には行けた模様)

高校生になり先輩のバンドのライブを見たことで衝撃を受け、

高校生活を犠牲にしてバンドにのめり込む。

周りがシャネルの化粧品を買っている中、私は坂本慎太郎に憧れ、

SG ギターを買う。

 

音楽制作集団 Aho-Electronics に所属、

バンド・トロピコの街 にてサポートギター として活動中。

 

https://twitter.com/kkkk_k1109

https://youtu.be/z-3flu9_GAI

 


作品タイトル:死にたいの国

 

楽曲解説

 

この楽曲を制作したのはかつての友人の言葉が原因だった。

彼女は私に会うと必ず「◯歳になったら死ぬ」と言ってきた。

しかしその歳をとうに超えた今も彼女はたくましく生きている。

現在日本の若者の自殺率が世界で一位だということを耳にしたが、

「死にたい」という言葉が流行していることは確かである。

「死」を希望の光のように感じている人もいれば、

絶望と思う人もいる。この言葉は不思議である。

きっと人間は仕方なく生き延びてしまっているだけなのだろう。

 

この楽曲を制作した意図について語ろう。

 

この曲は自殺願望者のアンチソングのように捉えることができる。

しかし、実際はそうではなくストレスを人間に与えてしまっている

 

現実社会へのアンチソングだったりもする。

 

例えば大サビの「逃げ方も知らず狼狽える」という歌詞だが、

この歌詞には私の⻑年の疑問が込められている。

大人になるために教えてもらえるのは「努力」だの

「諦めない心」だの、歩みを止めないための術ばかり。

 

肝心な「逃げ方」はどこでも教えてもらえないのである。

大人になった今でも逃げ方というのは誰も知らないのである。

そうして逃げられずに付けられ続けた傷口に耐えられず、

「死にたい」という感情ができてしまうのである。

 

逃げ方さえ知っていればこんなに劣等感を抱くことはないのに...

しかし一部の人間は逃げることを許してくれないのである。

それは生きることを阻んでいると私は思ってしまう(卑屈なので)

逃げることを悪だとする世の中への怒りが楽曲制作への

糧になってくれたので文句は言わないが。

ちなみにここまで語っている私は別に死にたくない。

 

 


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