2021年度コンペティション作品について
今回は「オーケストラ部門」「電子音響音楽部門」の2部門に分けて課題が提示されました。
課題内容は以下の通りです。
1,オーケストラ部門
テーマ:「オーケストラ音源による舞台音楽の作成」
概要:以下を参考にして、舞台やイベントなどで使用する音楽をオーケストラ音源で創ること。https://www.youtube.com/watch?v=X8qM1ZCoQls
ダンスなどのパフォーマンスがあることを前提として、参考例のように打楽器を効果的に使用すること。
演奏時間の規定は設けないが、テンポとダイナミクスの変化を有効的に使い、メリハリのある音楽とすること。
2,電子音響音楽部門
テーマ:「聴覚以外の感覚を誘発する表現」
概要:”耳で聴いているのに聴覚以外の感覚を使っているように感じさせる”すなわち”触覚、視覚、嗅覚、体性感覚など、聴覚以外の感覚を使っているように聴き手に感じさせる”2分から5分の「音楽・音響作品」。ASMR的要素を含んでいた場合も、それを用いて一つの完結した音楽作品として鑑賞できるものとする。
電子音響作品について:録音された現実音・具体音を一つ以上含むステレオスピーカー、あるいは、ヘッドフォンで聴取(バイノーラル)することを前提とした電子音響音楽作品。素材音は自分で録音したものかフリーの現実音素材を使用しても構わない。
映像付き音響作品について:上記のテーマを、映像と電子音響によって何らかの形で表現したもの。電子音響の部分は、上記電子音響作品と同じ条件が適用される。